塾長Q&A
強みを伸ばすのが志望校合格の早道です!
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【2022年10月】
高3女子> 科目が多すぎる
<質問>
ある公立大の看護学部を志望しています。
でも、私が目指している大学は受験科目が多く、それで困っています。
とりわけ理科。
専門科目が2つ必要です。
なのに、授業はまだまだ。
年内ギリギリにならないと、範囲が終わらないんじゃないかな。
そして2次。
共通テストとはまったく別で、総合問題と面接です。
しかも配点が高い。
・・・
いったいどういう勉強をすれば間に合うのか、見当もつきません。
あれもこれもと手を出しては、こなし切れずに終わっています。
私、焦ってます。
***
<回答>
そっかー、授業がまだまだなのか。
そりゃ、焦るよね。
でも、そういう例は時々あります。
じゃ、どうするか?
自分でやる。
これです。
どんどん先に予習を進める。
そしてテスト範囲を終えてしまう。
自分の分かるレベルでよいから。
これをやっておくと、気持ちが落ち着きますよ。
・・・
次に、理科。
専門が2つは、大変ですよね。
でもね、そういう時は、案外レベルは低い。
共通テストの合格点も、そう高くないはず。
ですから、浅くこなせば良いです。
・・・
最後に、2次。
総合問題は過去問をやる。
3年分くらい。
それから面接。
意外とこれがポイントになるんじゃないかな。
「私はなぜ看護を目指すのか」
そこをよく考えておく。
文章にまとめるのも、ありですよ。
中2男子・母> やる気が見えない
<質問>
中2の長男のことで質問させてください。
中学に入ったら勉強するというので、1年生の春から、ある塾に通わせています。部活もやって大変だと思っていたのですが、文句も言わず通い続けています。
ただ、2年生になって、どこか気が緩んできて。
家ではスマホ三昧。
夜遅くまでゲームをやっています。
成績もいまひとつ。
2年生になると下がってきました。
下には弟が2人います。
この調子でだらだらしているなら、塾はやめさせようかと思っています。
本人は、好きで通っている塾なのですが・・
***
<回答>
お母さん、だいぶ怒ってますね。
でも、そうですよね。
男の子3人、育てるのは大変だと思います。
それだけに長男の彼には、もっとしっかりしてほしい。
そう思ってるのでしょうね。
・・・
スマホですが、時間を決めて使う。
部屋には持ち込まない。
そんなルールが必要でしょう。
彼と話し合って、決めてみては。
・・・
次に塾ですが、やめるのもあり。
続けるのもあり。
どちらにするかは、お母さんが決めてよいです。
でねっ、以前のQ&Aでも書いたのですが、男の子は変わります。
3年生になって、部活が終わったあたりで。
その時に、再び彼が塾に行きたいと言ったら、認めてあげてもよいでしょう。
今度はしっかり勉強してくれると思いますよ。
中3男子・母> ポジティブですね
<質問>
塾長、こんにちは。
Q&A、いつも楽しく読ませていただいてます。
塾長の回答を読んで感じるのですが、いつも前向きですね。
「いやいや、この子はマズイでしょ」と私が感じる時でも、
塾長は「それなら、こう考えてみるとよいですよ。具体的には、こうしてみてください」。
そんな答え方をしますよね。
・・・
あれは、無理やりポジティブな回答をしているのですか。
それとも、自然体ですか。
息子を見て、しょっちゅうイライラしている私は、塾長のような見方をしたいと思っています。
***
<回答>
ご質問ありがとうございます。
「いつも前向きですね」とあるのですが。
「へえー、そうなんだ」と思いました。
意識してやっているわけではない。
自然に、ですね。
・・・
じゃあ、以前からずっとそうだったかというと。
実は、そんなことはない。
塾を開いた当初は、「この子はこんなんで、だいじょうぶだろうか」。
そんな心配ばかりしてました(笑)
・・・
でもね、20年も塾をやっていると。
けっこう皆さん、何とかなっていきます。
心配や不安は、なんのことはない「杞憂」だった。
そう思える場面に、何度も出くわしました。
ですから、私がポジティブに見えるとしたら、それは間違いなく20年のキャリアのなせる業。
長くやってこれたことに、心から感謝です。
高1女子・母> 課題が多すぎると言ったら・・
<質問>
娘はこの春、B高に合格しました。
彼女がずっと憧れていた学校です。
私の出身校でもあります。
娘も私も、とても嬉しかったです。
が・・
入学して半年。
問題は「課題の量」です。
とにかく多すぎます。
娘は真面目なタイプ。
コツコツこなしてますが、それでも終わりません。
・・・
先日、知り合いの方がそのことで、B高の先生にかけあいました。
「A高よりも多いじゃないですか」って。
そしたら返答が、
「お母さん、A高の子は放っておいても勉強します。でも、うちの生徒は、課題を出さないとやらないのです」。
塾長、こんな回答ってありますか。
***
<回答>
ちょっと怒ってますか?
ですよね。
期待して入学したB高だけに、落差が大きいのでしょうね。
確かにそうですよね。
そのお気持ち、分かります。
・・・
ただね、同じような思いは、A高に入学した方も持たれています。
「えっ。期待して入学したのに、こんななの」みたいな。
おそらくA高もB高も、生徒さんやお母さんの期待が大き過ぎるのでしょう。
・・・
お父さんやお母さんが現役の高校生だった当時、A高やB高は確かにすごかったです。
進学実績も全国レベル。
でも、残念ながら今は違います。
ですから、もうちょっと肩の力を抜いてB高と付き合ってあげてください。
それから課題も、手を抜いてよいですよ。
「これは大事」と思うものにしぼる。
それでも大学には受かりますから。
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