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強みを伸ばすのが志望校合格の早道です!

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【2022年6月】

中3男子・母> 進学校を目指さない

<質問>

息子は今年、受験生。
成績は良いです。

でも本人は、A高やB高などの進学校を目指していません。

志望校はC高。
姉が行っています。

彼女の話を聞いたり、文化祭に行ったりしているうちに、C高が気に入ったようです。

・・・

2年生の三者面談のとき、担任の先生からは進学校を勧められました。

B高なら、今の成績でも合格できるとのこと。
でも、本人は乗り気ではありません。

大学へは行きたいようです。

このまま本人の希望通り、C高を目指してよいのでしょうか?

***

<回答>

素敵な息子さんですね。
意思がはっきりしていて。

このまま伸びていってほしいです。

・・・

さて、大学進学。

今は進学校だけでなく、いろんな高校から進めます。

ルートも一般入試だけではありません。
推薦入試というのもあります。


私立大では、すでに6割ほど。
こちらが多数です。

国立大でも30%ほどのところがあります。
東北大や筑波大、福島大や山形大など。

県立医大も多いですよ。

・・・

ですから、息子さんが行きたいという高校に進むのがベスト。
そこで上位の成績を取る。

そうすれば私立大はもちろん、国立大・合格の道も開けます。
推薦合格という形で。

・・・

ご本人の気持ちを尊重してみては、いかがでしょうか。

進学校へ行って、模擬テストをたくさん受けて、一般入試で合格する。
これはもう昔のスタイルかもしれませんね。


高3男子> 部活が夏まで

<質問>

自分はある県立大を志望しています。

でも、模試の判定はいまひとつ。
DとかEです。

数学も英語も、まだまだです。

・・・

部活を引退したら、ダッシュをかけるつもり。
でも大会は夏まであります。

自分はレギュラー。
というより主力。

練習は率先してやっています。
練習時間は長く、思うように勉強時間は取れません。

この調子で間に合うのか、不安です。

・・・

学校の教材は、厚いし難しい。
やっていても、ピンときません。

なにか良い作戦はあれませんか?
体力だけは自信があります。

***

<回答>

そっかー。
レギュラー、それも主力なんですね。

じゃ、自分の長所を生かして作戦をたてましょ。


長所1: 体力がある
長所2: やる気がある
長所3: リーダー向き

・・・

いかがですか。
こうやって書き出してみて。

これはどう見ても、世の中で成功するタイプ。
会社でも、上手くいくに決まってます。

「オレはそういう奴なんだ」
能天気に、そう信じて受験を乗り切りましょうね(笑)

・・・

コツは、ご自分でも書かれているように、学校の厚い参考書を捨て去ること。

もっとコンパクトで、もっと基本を固められる本に切り替える。
そして、2度3度とくり返すことです。


おすすめ本:

数学 緑チャート
・・基本例題と、その類題だけでOK

英語 ネクステージ
・・パート1、2だけでよいです

・・・

でねっ、最後は体力勝負で乗り切る。
自分の土俵で戦うのが、最大のコツです。


高卒女子> 志望先を変える?

<質問>

先生、お久しぶり。
Aです。

現役の時はお世話になりました。


ちょっと望みを高く、医療系のB大を目指していて。

私立は受かった所もあったのですが、やはり私は国立のB大へ行きたい。
そう思い、浪人しました。


でも、いざ浪人生活に入ると、気持ちの変化が出てきて。

「本当は私、医療系じゃなくてコンピューターがやりたいのでは。
仕事が安定しているところが魅力で、医療系を選んだだけではないのか」

そんな疑問が出てきて。
心は揺れ動いています。

・・・

まだ5月。
今なら変更しても間に合います。

どう思いますか?

***

<回答>

お久しぶり。
懐かしいですね。

実はあなたのように、浪人して気持ちの変化が生じ、志望先を変える人は珍しくありません。
仲間はたくさんいますよ。

・・・

おそらくね、自分と向き合うことになったのでしょうね。
浪人生活を送ってみて。

結果、本当の自分の希望に気づく。
そういうことなのでしょう。

ですから、「私はコンピューターだ」と気づいたのはOK。
気づけて、良かったじゃないですか。

・・・

現役の時は、物理も得意でしたよね。
今からもう一度やり直せば、そんなに時間もかからず復活すると思います。

情報関連はこれから伸びていく分野。
Aさんが活躍できる舞台は用意されています。


さあ、あとはしっかり勉強して合格するだけ。
きっと上手くいきますよ。


高卒男子> 医学部志望だったが

<質問>


先生、こんにちは。
Bです。

現役の時は医学部志望。
国公立大のなかでも、県立医大が本命。

というのは、福島県の優先枠があり、入りやすいからです。

僕なりに一生懸命やったのですが、残念ながら届かず。
現在、浪人中です。

・・・

で、ですね。
浪人してみると、「あれっ。本当にオレ、医学部でいいのかな?」と疑問がわいてきて。

子どもが好きなので、将来は小児科の医者になろうと考えていました。

でも、それなら小学校の先生のほうがピッタリくるんじゃないか。
そうも、思えて。

・・・

医学部にするか、教育学部にするか。
今、思案中です。

***

<回答>

なるほど、なるほど。

良いタイミングですよね、今は。
まだ夏休み前だし。

ここはしっかり考えてみてください。


でねっ、結論はどちらでも良いです。
ご自分が納得できるなら。

その際、損得で考えるより。
あるいは、親が勧めるからより。

ご自分が好きかどうかで選ぶと、上手くいきますよ。

長い目で見ると、好きで選んだほうが良い人生になるはず。

・・・

Bくんは優しいよね。
その優しさが、子ども相手の仕事にピッタリなはず。

先生をしている自分と、医者をしている自分。
どちらがしっくり来ますか。

おそらく、しっくり来るほうが正解でしょう。

Bくんの選択、楽しみに待っています。


 

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