福島県いわき市かなり進学塾
中学生ワンポイント


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【2025年2月】

2月 その1>>

中2女子・母> 理科の電気が


<質問>
先月、中2の方のお母さんが、質問しておられましたね。
「数学で図形の証明ができない」と。

実はウチもそれで、塾長の回答がとても参考になりました。

その後、娘にも塾長方式でやらせたところ、どうにか出来るようになって。
ホッとしました。

・・・

が、娘には難題がもうひとつあって。
それは理科の電気。

直列・並列が出てきたあたりからつまずいて。
その先になると、ほとんどお手上げでした。

定期テストの平均点も低く。
やはり50点に届かず、再テスト。

先月、質問された方の数学と同じで、つい苦笑してしまいました。


<回答>
不思議なご縁ですね。

知らない方への回答が参考になって「図形の証明」ができるようになった。
が、今度は「電気」。

その定期テストで、前回質問された方と同じようなことが起きている。

とすると、今回の回答も別の誰かに役立つかもしれませんね。
そう考えると、どこか楽しいです。

・・・

攻略法:

回路では並列に注目。
電流は水流と考える。

並列でパカッと2つに分かれると、水流は半分になりますよね。
ですから電流も半分になる。


電圧は高低差。
ですから、すべり台の高さで考える。

2本すべり台が並んでいても、高さはいっしょ。
ですから並列でも電圧は同じ。


最後に、直列では電流と電圧の関係が並列のときとちょうど逆になります。


駆け足の説明ですが。
よかったらお子さんに見せてあげてください。
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2月 その2>>

中3男子・母> 高専に落ちた


<質問>
息子は高専志望。
ずっと憧れていました。

文化祭も小学生の時から行っていて。
高校生のお兄ちゃんたちに遊んでもらっていました。

そして中3の受験。

当然のように高専に挑戦。
が、残念ながら不合格でした。


模擬テストではギリギリの所でした。
合格率50%。

なので、良い結果もあれば悪い結果もある。
それは覚悟していました。

・・・

この後は県立高・入試。

B高を受けます。
こちらはB判定を取っています。


将来は大学へ進み、ロボットのことを学びたい。
気持ちをそちらに切り替えたようです。


<回答>
小さい頃からの夢、叶わないこともありますよね。
彼もガッカリしたと思います。


でも、そこからすぐに切り替えて。

B高から大学へ進む。
大学ではロボットを学びたい。

そう思い切れたのは立派。

こういう方は応援したくなります。
B高は、そして大学は、あなたを待っているよと。

・・・

この先の勉強:

高専の入試にあわせてきたはず。
県立高校の入試とはちょっと違いますよね。

ですから、一番にやることは県立高校入試の感覚を身につける。


具体的には過去問。

これを3年分から5年分、しっかり目を通してください。
そして高専の問題との違いも、実感として分かってください。

それが出来れば、元々の実力はあるから大丈夫ですよ。
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2月 その3>>

中2男子・母> 塾を変えたい


<質問>
息子はA高志望。
成績は伸びてきてます。

80人の学年で、以前は10番台。
悪い時は20番より下も。

それが学年末テストでは5番に。
これまでで最高です。


実は2年生の初めからある塾に行き出して。
その効果が出てきたのかもしれません。

なのに、息子は塾を変えたいと言います。


今いるのは静かで、ゆるい雰囲気の塾。
一方、息子が行きたがっているのは熱血タイプの塾。

同じ部活の子が行っていて、息子も訪れたそうです。


たしかに息子を見ていると、熱血タイプの塾のほうがイキイキとするかもと思います。
でも、せっかく伸びてきてるのに、もったいないという思いもあります。

将来は国立大へ行きたいそうです。


<回答>
客観的データを書きますね。
それで判断していただければ。

・・・

A高の合格ラインは学年でざっくり10%。
80人だとすると8番くらいです。

ということは、5番だと合格ラインに入っていますが、以前の10番台だときびしいです。

なので、今の順位をキープできるかどうかが勝負になります。

・・・

次に国立大。

A高から国公立大に行けるのは、ざっくり3人にひとり。
公立大というのは県立大や市立大のことです。

A高が300人だとすると、上位100番まで。
これが国公立大に行ける最大限。


ですから、A高に合格しただけではダメで、さらに上位100人にならないといけません。

・・・

以上が現実。
なかなか、きびしいでしょ。
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2月 その4>>

中2女子・母> 塾を変えたくない


<質問>
娘はB高志望。
2年生の初めから、ある塾に入ったのですが、成績は下がり気味。

以前は80人中20番あたりでしたが、学年末テストではついに31番に。
初めての30番台です。


「このまま塾を続けてもB高はきびしそう。塾を変えたほうがいいんじゃない」

娘に問いかけても断固拒否。
続けるといいます。


ひとり娘。
ワガママです。

でも、そんな彼女が居やすい雰囲気が、その塾にはあるのでしょう。

それは分かりますが、でもB高に落ちては元も子もないじゃないか。
私はそう思うのです。


<回答>
今回もまず客観的データを書きますね。

・・・

B高の合格ラインは学年でざっくり20%。
80人だとすると16番くらいです。

ということは、以前の20番ですらあと一歩。
今回の31番というのは論外です。


きつい言い方ですが、娘さんもまずこの現実と向き合ってください。
それから塾を変えるかどうか判断したらよいと思います。

・・・

優先順位は?>

B高に入ることなのか、今いる塾で心地よく勉強を続けることなのか。
両方とも手に入るなら万々歳ですが、ひとつだけならどちらを選びますか?

そのうえで塾を続けるとしたら、相当な覚悟を持ってこれから勉強に向かわないといけません。


でもね、それが出来たら大化けする可能性もある。
付け加えておきますね。
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