塾長の話
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【2023年1月】
<塾長の話> その1
中3生の高校入試:
1月上旬、当地いわき市では私立高の入試があります。
冬休みが終わると、すぐですね。
それに備えて、塾の冬期講習ではその対策をします。
科目は数学・英語・国語の3つ。
これらは、5科目が必要な県立高校入試の主要科目でもあります。
ですから、県立の入試も見据えて、これら3科目の仕上げをしていきます。
・・・
教材は模擬テスト。
塾で使用している受験用教材にもとづくものです。
このセットで、受験用教材とその模擬テストというセットで、
私立高入試そして3月の県立高入試を乗り切る。
それが当塾の基本戦略です。
・・・
もっとも、私立高は受験しないという生徒さんもいます。
それらの皆さんは、理科・社会も含めた5科目の中から、ご自分が気になる科目、
力を入れたい科目を中心に、冬期講習では勉強を進めていきます。
***
さて、私立高入試が終わると、塾の雰囲気は一変します。
シーンとした静かな緊張感に包まれます。
「あとは県立高入試だけ。ここまで来たら、もうやるしかないよね」
そんな、諦めとか覚悟とかが入り混じった、静かな緊張感。
・・・
これがね、秋の頃はまったく違う。
「志望校は、このままでいいのかな?」
「この科目、伸びないんだけど。どうしよう」
「学力テストの成績が上がったり下がったり。どちらを信じればいいの?」
などなど。
不安と焦りでいっぱいなのです。
ご本人も親御さんも。
***
さあ、あと2か月足らず。
3月の頭に県立高校の入試はやって来ます。
その日に備えて、静かに淡々と準備を進めていきましょうね。
だいじょうぶ!
皆さんのやっていることは、間違いないから!
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<塾長の話> その2
国公立大に推薦入試で:
22年>
都留文科大(桜が丘高)
20年>
福島大(光洋高)
19年>
高崎経済大(桜が丘高)
以上は当塾から国公立大に合格した皆さんです。
しかも推薦入試で!
もちろん、この他に一般入試で合格した方もいます。
そちらが多いし、そちらが主流。
でも、推薦入試でも受かるのです。
・・・
これらの方は公募推薦です。
国公立大の場合は、私立大と違い、総合型はまだハードルが高いです。
でも、公募推薦ならけっこういけます。
でねっ、注目すべきは磐高の人がいないこと。
ひとりもいない。
というのは、磐高の人たちは一般入試で合格しているからです。
なぜ?
実は、ここに推薦入試の秘密があります。
***
推薦入試は、評定が高くないと受かりません。
できれば4.3はほしい。
磐高でこの評定を取るのは、なかなか難しい。
2ケタ、それも上位の順位が必要。
他方、一般入試なら100番くらいでも福島大に合格できるでしょう。
なので、磐高の方は一般入試が多いのです。
・・・
他方、他の高校の皆さんは、先ほどの評定を取るのはそこまで難しくはない。
一般入試で福島大に合格するのと、評定4.3を取るのとを比べると、後者のほうがやさしい。
それで、公募推薦で合格する方が多いのです。
・・・
結論>
福島大などの国公立大に合格するには
磐高の方は一般入試で
他の高校の方は推薦入試で
これが合格しやすいルートでしょう。
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<塾長の話> その3
塾長Q&Aの動画:
毎週お伝えしている「塾長Q&A」、おかげ様で好評です。
塾に来られたお母さんから、「楽しく(?)読んでます」とか。
「いろいろ、あるんですねぇ(笑)」とか。
嬉しい反応をいただいています。
・・・
ただね、あの分量の文章では伝えきれないものもあります。
背景だとか。
関連する事例だとか。
そのあたりもお伝えしたいな、と思っていました。
とはいえ、文章にすると長くなるし。
じゃあ、動画を撮ろうか。
そう考えたわけです。
・・・
もっとも動画は、以前にも撮ったことがあります。
5分ていど。
でも、その長さだと、文章を声に出して読んでいるだけ。
それで終わり。
背景などお伝えする余裕はない。
そこで、もっと長くしようと。
***
まずは15分に挑戦。
それで4本、撮りました。
Q&A1か月分です。
でも、ちょっと長すぎる気がして。
次は10分。
それでまた4本、撮りました。
今度はいい感じです。
・・・
あと、音声。
以前はiPadの内臓マイクで録音していたのですが。
それだと音量が小さい。
いつの間にか声を張ったり。
あるいは本体に近づいたり。
するとね、写った顔がデカイ。
画面の半分くらいになってしまう(苦笑)
・・・
そこで、マイクを使うことにしました。
無線よりも有線がよさそう。
音がきれいに入ります。
ヘッドホン・タイプのと、ピンマイクのと。
2つ購入して、試しています。
・・・
などなど、試行錯誤を重ねているところ。
いずれ満足のいく出来になったら、皆さんにもご紹介していきますね。
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<塾長の話> その4
いつまで偏差値?:
「このままだと、行ける県立高校がないです」
三者面談で、そう言われました。
これ、中学生のお母さんから時々聞くセリフ。
「へえー。中学校の先生は、こういうことズバリ言うんだ」
初めて聞かされた時は、驚きました。
が、その後も何人かのお母さんから、同じことを言われて。
今では「そういうものなんだ、三者面談は」と。
ちょっと納得しているのですが。
・・・
でもね、このセリフ。
いかがですか?
ちょっと検証してみましょう。
・・・
まず、どこからそう判断したのか?
おそらくは学力テストでしょう。
中学校が行う模擬テストですね。
その偏差値から、そう判断した。
じゃあ、偏差値はどこまで正確なのか?
あるいは、信頼できるのか?
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Aくんの事例:
B工業・志望。
でも、偏差値が足りない。
2ランクくらい下。
学校の学力テストでも、塾の模擬テストでも、同じような判定。
担任の先生は「志望校を変えては?」と勧める。
私も同意見。
でも、Aくんは粘る。
・・・
B工業、学科によって倍率に高低がある。
高い所は1.2とか1.3倍。
低い所は0.7とか0.8倍。
Aくん、「B工業なら、どこでもいいです」と。
迷わず、低い所を選択。
見事に合格!
・・・
ガーン!
「今は偏差値より倍率なんだ」
衝撃とともに、私は悟りました。
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児童数は減っています。
当地いわき市は、この10年で20%くらい少なくなって。
そんな状況では、偏差値は二の次。
一番は倍率なのです。
だからね、行ける高校はいくらでも見つかるよ。
学校や学科にこだわらなきゃ。
今や偏差値は、過去のものになりつつあるのです。
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