福島県いわき市かなり進学塾
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中3生・高校生ワンポイント


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5月 その1>>

<中3生ワンポイント> 
中3女子・母> B高に行きたいが


<質問>
わが家はB高の近くにあります。

歩いていける距離。
そしてなんと娘が通う中学校よりも、B高のほうが近いのです。


娘は小さい頃からB高に憧れていました。
文化祭が一般公開されると、私たち両親といっしょに見に行って。

中学生になると、さすがに親とはいっしょに行かず。
お友だちと見てきたようです(笑)

・・・

成績は合格ラインあたりをうろうろしています。

英語や国語は好きだし得意なので、学力テストでも良い点を取ってきます。
一方、数学は苦手意識があるようで、毎回苦戦しています。


私は看護師。
娘も医療系の仕事に興味があるようです。

なんとかB高に進み、大学まで行かせてあげたいです。


<回答>
素敵なお話ですね。
そして、素敵なご家族だと思います。

お母さんの愛情、きっと娘さんに伝わりますよ。
もっとも、それに気づくのはもうちょっと先のことかもしれませんが。


高校入試>

好きな科目・得意な科目を伸ばす。
嫌いな科目・苦手な科目は、その足を引っ張らなければよい。

そう割り切る。
これが入試の鉄則。


ならば、好きな英語と国語を徹底的に伸ばす。
勉強も、その2科目を優先してOKです。

あとは数学ですが、とりあえず今の勉強を続ける。
それで夏くらいまで様子を見ましょう。


大学入試>

ちょっと先になりますが、こちらの話も。

高校受験であれ大学受験であれ、得意科目を伸ばすという鉄則は変わりません。
そのやり方で、医療系にも合格できますよ。




5月 その2>>

<高校生ワンポイント> 
高1女子A> 高校生111の法則る


<質問>
この春、A高に合格しました。
今は勉強に燃えています。

ところで、塾長は「高校生111の法則」というのをホームページに載せていて。
新入生にとって大事なことが書いてあると、父から聞きました。

私も探したのですが、見つかりませんでした。
どんなことですか?


<回答>
合格おめでとうございます。

A高ですか、難しかったでしょう。
よくがんばりましたね。

合格しただけで満足していない。
「今は勉強に燃えてます」というのも素晴らしい。

その調子で励んでください。
ぐんぐん伸びますから。

・・・

さて、高校生111の法則。

今はホームページに載せていません。
ここで内容を説明しますね。

「111」というのは「1年生の1学期が1番大事」ということです。

なぜか?


これまでたくさんの高校生を見てきて。
1年生の1学期の成績とあまり変わらないレベルで大学受験を迎える。

そんな方がたくさんいました。

ということは、1年生の1学期の成績でその後に行ける大学が決まってしまう!

これに気づいた時は衝撃でした。


ならば、逆に考えて、1年生の1学期の成績を良いものにしておけば、その後に行ける大学も良い所になる。
そう思ったのです。

じゃあ、1学期の勉強に全力投球しようじゃないか。
それをうながすキャッチコピーとして「高校生111の法則」を思いついたのです。

ぜひ1学期の勉強を大事にしてくださいね。




5月 その3>>

<高校生ワンポイント> 
高2男子B> 理系クラスに進んだが


<質問>
ある進学校の理系クラスにいます。
将来の就職がよい、という理由で理系を選択しました。

ただ向いていたのか、1年生の時に数学で困ることはありませんでした。
が、問題は2年生になってから。


僕のクラスは成績が良いです。
理系クラス6つの中でも一番。

周りには成績優秀な生徒がゴロゴロいます。
会話のノリも、どこかなじめません。

「本物の理系って、こういう人たちなのか」
あっけにとられることが多い毎日です。


はたして自分は、このままこのクラスでやっていけるのか?
理系の適性はあるのか?

これまでとくに壁にぶつかることなく進んできました。
初めて巨大な壁に囲まれている感じがします。

<回答>
ズバリ言います。
その壁、幻想です。

たかだか1メートルくらいの高さしかありません。
ひょいと乗りこえられます。

以上(笑)


ススキの穂>

えっとね、そんなものなんです。

怖い怖いと思って夜道を歩くと、ススキの穂も幽霊に見える。
そんな話、聞いたことありませんか。

Bくんは、今まさにそんな状況にあるのです。


・周りの人たちが本物の理系に見える?

いえいえ、それススキの穂です。
それを「本物の理系」という幽霊だと勘違いしているだけなんです。


次のステップ>

自分のペースを守ること。
ズバリこれです。

周りがいくら猛スピードで突っ走っても、BくんにはBくんにあった速度があります。

それを守る。
これが大事。

するとね、気づいた時には思いがけないほど遠くに、思いがけないほど早く、到着しているものですよ。




5月 その4>>

<高校生ワンポイント> 
高3女子C> 部活は夏も・・?


<質問>
A高のバレー部です。

私の代は強くて。
県でも上位を争うレベルです。

上手くいけば県大会も突破して、東北大会にも進めそう。

私の専門は守備。
体をはって、相手のスパイクを防ぎます。


ただ、東北大会まで進むとすると、夏の終わり頃まで部活が続きます。
受験、間に合うかな?

国際系を志望。

できれば国公立大。
でも、きびしそうなら私立大もあり。

<回答>
バレーはよく知らないけど。
なんか格好良さげですね。

ぜひ、がんばってください。
応援してます。


ただ、そうすると受験勉強が・・
これは困りますよね。

とはいえ、部活を中途半端にするとモヤモヤが残ります。
「さあ、やるぞ」という勉強の動機づけが出てきません。

こちらも問題あり。

・・・

さて、どうするか?
答えは、両方取る。

欲張りですが(笑)


えっとね、戦略があるのです。
それは選択と集中。

必要なものを選んで集中し、他は捨てる。

受験生にとって最も大切な資源は「時間」。
それを有効に活用する。

・・・

具体的に書きますね:

勉強で力を入れるものは国際系の受験科目のみ。
他は軽く流す。

課外は出ない。
模試はテキトーに対応する。

自分のエネルギーを、部活と受験科目のみに集中する。
そんな作戦です。

・・・

受験科目について:

教材をしぼります。

これ!という1・2冊のみやる。
2周・3周する。

他の教材はやらない。


ちょっと過激ですが。
これくらいの気合いで臨むと上手くいきますよ。




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